船舶・ボート保険のご案内｜船体条項（基本契約）

契約船舶の保管中、陸上輸送中、けい留中、水上運航中などに被った偶然な事故による損害を補償します。

■お支払いの対象となる主な事故
火災、落雷、爆発、他の船舶との衝突､沈没､座礁による破損､曲損､陸上輸送中の交通事故による損害または運航中の風水災による損害などがお支払いの対象となります。ドライブユニットに生じた損害や、エンジン焼付け損害（エンジン自体に生じた損害）も補償の対象となります。
■ご契約の方法
船体条項の保険金額（ご契約金額）は､エンジンと船体部分について別々に保険金額を設定してください。保険金額が実際の価額より低い場合は､支払保険金が減額されます。また、保険金のお支払いは保険金額が限度となりますのでご注意ください。被保険船舶には､船舶に定着・装備されている標準機器・装備品を含みます。別途申告いただければ標準装備でない付属機器・装備品も､船体保険の対象に含むことができます。ただし､燃料・食料品・その他の消耗品は保険の対象とすることはできません。
■保険金のお支払方法
保険金額を限度に次の算式により保険金をお支払いします。
損害保険金 ＝ ＜損害の額 － 免責金額＞ × 保険金額（ご契約金額）※／ 保険価額（時価額）

■損害額について
保険の対象が修理できるときには、保険金額を限度とし、以下の算式により損害額を算出します。

■保険金をお支払いできない主な場合
1.保険契約者、被保険者などの故意または重大な過失、または法令違反による損害
2.地震もしくは噴火またはこれらによる津波､核燃料物質､戦争､内乱､暴動などによる損害
3.契約船舶に存在する欠陥､摩滅､腐食､さび､その他自然の消耗による損害
4.エンジン（エンジンと一体化した船外機を含みます。）の単独盗難（ただし､艇庫内に保管中または保管業者に寄託中の損害は対象となります。）
5.飲酒、麻薬等の影響により正常な操縦ができないおそれがある状態で契約船舶を操縦中に生じた損害
6.テロ行為による損害（他の条項･特約を含む合計保険金額が１０億円以上の場合にかぎります。）
7.故障損害（偶然な外来の事故に起因しない、電気の作用または機械の稼動に伴って発生した契約船舶の電気的または機械的事故による損害をいいます。）　など